4月生まれのオイラにとって春は馬齢が加算される季節。かつて、五十の坂は遠い道のりと思っていたけれどが、一度越えたら後は坂道を転げ落ちるようにスピードアップ、まもなく50プラス3である。暖かな春は来て欲しいけど、老い・衰え・ボケ増加だけはあんまり歓迎したくないところだ。もっともそれも宿命と受け入れ、先の短い宮仕えをするしかないのだけれども。昨日は高校のクラス会あり。小生10年振りに出席、卒業後初めてお会いする人もあり、お互いの顔に歳月の長さが映っている。久しく過去に時間が逆流し、多少の目眩あり。この先も時の流れを漂い、溺れつつ、なおも泳いだ行こうと思うけど、本当に渡れるのだろうか、この海峡は。